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瓜1932 【誰歓RP村】猫の墓守が眠る日【3dエピ】 (10/17 00:00 に更新) rss

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[ログ/メモ/履歴]

>>0:47 大学生 シオン 0d 01回
[空は青く、高く澄んでいる。
こんな日に外を歩くのは非常に気持ちがいいことだ。

視線を空から手元に移せば、
左手に持ったちょっとおしゃれな大きめのキャリーバッグの片隅にトンボがちょこんと止まっていた。
バッグを少し揺らせばふわりと飛び上がるトンボ]

そういえば昔は素手でトンボの翅とか掴んでたなぁ……。

[かなりアグレッシブな虫取りをしたことを思い出す。
ついでに蝉の声が聞こえた気がしたがそれはただの思い出の再生だ]
>>0:48 大学生 シオン 0d 02回
[夏は終わった。
大学生特有の長い夏休みももうすぐ終わる。
それを締めくくるイベントになりつつある……のが、
この公園墓地を訪れることだ。

一人と、一匹で。

キャリーバッグは二年前に引き取った猫を運ぶためのものだ。
茶色の毛並みの猫で、赤い首輪をつけている。

猫と話はできない。
ただ、機嫌はよさそうだと思う。
バッグ越しに日差しを浴びて微睡む猫に目をやれば、ふふっ、と自然に笑みがこぼれた]
>>0:49 大学生 シオン 0d 03回
[やがて一人と一匹は、ひとつの墓標の前に辿り着く。
花束と、ラムネの瓶を墓標の傍らに置き、
最後にキャリーバッグを地面に置いて、開けると、茶猫を抱き上げた。そうして静かに目を閉じる。

ここには茶猫のかつての飼い主が眠っている。

それを本能的にわかっているのだろうか、
茶猫は腕の中でおとなしくしていた。
……が、ささやかな黙祷を終えて目を開け、
ちょっと腕の力を緩めたとたんに、茶猫はぴょんと飛び出していった]

うめちゃん、あんまり遠くへ行くなよー

[そんな風に声をかけて見送ればしばし、ひとりだ。

空は青く、高く澄んで、風が気持ちいい。**]
>>0:-5 大学生 シオン 0d 01回
/*
よろしくお願いします キャラ決めるのに日数を要しすぎたマンです
女の園だーーーーって若干ひゃっはーしている
なお肩書は「猫といっしょ」とかいうのも考えたのですが結局普通のやつにしました。ふつー
>>0:-6 大学生 シオン 0d 02回
/*
ところでレディ氏からなぜか再演の気配を感じるんだけど何が記憶に引っかかっているというのか(少なくとも同村した記憶はない)

んんんん
>>0:61 大学生 シオン 0d 04回
―うめちゃんside―

[この「ぼち」には今のかいぬしだけでなく色んな人が訪れる。
むかしは、こうして「ぼち」を歩いている時誰かに呼ばれてもそっぽを向いたものだけど、いまは違う。
かいぬし以外にただおびえていたワタシに、
「ぼち」に来るひとはそんなにこわくないよ、だいじょうぶだよ、と、
教えてくれた猫がいたから。

……しかし、やっぱりこのひとのことはしらないひと、としか思えないワタシである。
今のかいぬしならば何か知っているかもしれない。
何せ家ではおはなやさんをやっているのだから]
>>0:62 大学生 シオン 0d 05回
[前のかいぬし――今はこの「ぼち」の片隅でねむっているそのひとは、
だがしやさんをやっていた。
今のかいぬしもけっこうおせわになっていたらしい。
だからワタシのあたらしいかいぬしになってくれた。

今のかいぬしにも、むかしはずっとそっぽをむいていたものだが……]

「……にゃん?」

[地面に降ろされた。もういいのかな?
まあいいや。せっかく、せまいかばんの中から出してもらったのだし、やりたいことをしよう、ワタシは]
>>0:63 大学生 シオン 0d 06回
[ワタシにだいじなことを教えてくれた猫の「はかば」のばしょを、ワタシは知っている。
だからまよわずに歩いていける。

……べ、別に抱き上げられた方が楽につけるとか思ってはいないよ?
何かの気配に気付いてうしろをふりかえって、首を傾げるのは、そう、
単に気になるからである。どうしてさっきみたいになかよくしようとしないのか、と。*]
>>0:-12 大学生 シオン 0d 03回
/*
これ、淡泊すぎやしないかなあ……(はらはら)

色々考えて村入り前に考えてた設定を一部オミットして別の設定を生やしました。花屋の娘ってあたーり
>>0:64 大学生 シオン 0d 07回
―シオンside―

[「お墓参りに行ってくる」と告げたら、
母は売り物の花の中からみずみずしい花を用いて花束を作ってくれた。
あとでふつうの客に売る値段の半額を請求されてしまったが、まあ、
これが一度目というわけではない]

……なんか、時が経つのは早いもんだよなあ。
うめちゃんもすっかり大きくなったし、私も……もうコドモじゃあなくなっちゃったし。

[風は相変わらず吹いて、生活感のあまりしない香りを運んでいる。
花の香りにはちょっとだけ詳しいけど、それもだいぶ距離を詰めなければわからない。

気分的には終わってしまった夏の香りしかしないようなものだった。*]
>>0:70 大学生 シオン 0d 08回
―うめちゃんside―

「……にゃーん?」

[いきたかった「はかば」についたあと、わたしはまたもついてきていたひとのことを見上げて首をかしげた。
ひとのコトバをつかえたのなら「そういうの、ってなぁに?」と訊けていただろうに。ざんねん。

やっぱりそれについても今のかいぬしならしっているのだろうか。

でも、「あいにきた」のは確かだったから、
ワタシはこくりと首を下に振った。
……もう一回、の方がいいかな?
顔をあげた後そう思ったので、もう一回]
>>0:71 大学生 シオン 0d 09回
[ついでに、だ。
ワタシはかいぬし――昔も今も含めて――にはうめちゃんと呼ばれているから、
つまりチャーではない。だから首をぷるぷると横に振った。
……なんだかスッキリしたので、ひと声鳴きながら「はかば」へと近付いた。


すりよったところで、あの猫の声が聞こえるわけではない。
でも、毛を逆立てようという気持ちにはならない。前もそうだった]
大学生 シオン 0d 01回
[かくて。
落ち着いた気分で墓守猫の「はかば」に寄り添って、まるまっている茶色い猫の完成である。

吹く風の穏やかさに、つい耳がぴくりと動く。
なるほど、今のかいぬしが「好き」というのもわかる気がする。**]
>>0:72 大学生 シオン 0d 10回
[かくて。
落ち着いた気分で墓守猫の「はかば」に寄り添って、まるまっている茶色い猫の完成である。

吹く風の穏やかさに、つい耳がぴくりと動く。
なるほど、今のかいぬしが秋というきせつを「好き」というのもわかる気がする。**]
>>0:-15 大学生 シオン 0d 04回
/*
※うめちゃんは別にどこでもいっしょのキャラではない(ぉ)

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